今シーズン初フライです。
宮川上流、まるっと4年振りぐらい。
災害前は毎週のようにフライ振りに行ってたのに、もう4年も経つのか…
久々に宮川源流の綺麗なアマゴちゃんに会いたかったので、源流の回復具合の調査も兼ねて行ってみました。
目的の支流に着いてみると、下流部はグチャグチャで美しかった宮川の面影は全く残ってませんでした。
それは上流部まで行ってもほとんど同じ状態で、入渓地点付近は土石流跡に真新しい大堰堤が作られ、水は完全に伏流してました。
それでも水無し川のガレ場を少し上るとわずかに水の流れが出始め、早々に19センチのアマゴちゃん。
あー、これこれ。
丸っこいパーマークにグレーのボディー。アマゴのくせにほとんど朱点が無かったりして、これぞ宮川のアマゴってのが出てくれました。
続いて、細い筋に付いてた19.5センチ。
こいつは白っぽい体色でメチャメチャ綺麗だった。
源流部に近づいて行くと、やっと渓流らしい雰囲気に。
しかし暑い。
500mlのペットボトル1本だけでは3時間の遡行は危険です。
ふらふらになりながら最後の1匹。
こいつも19センチ。
本日のパターンは#12と#10のやや大ぶりのソラックスダンのみでした。
前夜に巻いた2本だけしか使わなかったな~
帰りは大台町の「一冨士」で冷やし中華大盛り。
このパターン懐かしいなぁ。
以下、今回見かけた災害の爪跡です。
根っこから抜けて流れてきた杉の木
土石流のガレ場
杭のように見えるのは杉の木がブチ折れて根元だけ残ってるんです
立ち枯れた杉林
多分根元にダメージ受けて死んだんでしょう
根元付近の木の皮が無いのは、土石流がめくり取って行ったんです
ガレ場の中を流れる細い沢
でもアマゴは復活してきてます
林道は完全に無くなったけど橋の残骸だけ残ってます