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2005年07月23日

四村川・大塔川

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紀伊半島でまともな渓相で釣りをしようと思ったら熊野川の向こう、和歌山県まで行かないと難しいようです。
片道200km。車で片道3時間ですよ。
宮川まで1時間以内で行けてた事を思うと、渓流釣りも身近な釣りじゃ無くなってしまった気がします。

大台山系を中心に太平洋側だけじゃなく、奈良県側も結構埋まってるようですね。
宮川も凄いです。まったく釣りする気が起きません。
でも魚が帰ってきてる気配もあって少しは安心してます。(こちらのサイト見てください
アマゴ釣りを楽しむだけなら、ほんの数年で戻りそうな気もしてます。
ただし、去年の9月以前の素晴らしい渓相はおそらく一生戻らないんじゃないでしょうか。
とにかく、早く渓流釣りの楽しめる川に戻って欲しいものです。

さて、残念ながら一番上に張ってある写真は宮川では無くて、熊野川水系四村川の流れです。
周囲は植林の山ではなく完全に落葉広葉樹林だった為、川の横に大きな国道が走ってても全く不安を感じさせないしっかりした流れです。ここのところの雨不足にもかかわらず水量も十分ありました。
鮎が入っていた為、本流筋ではアマゴの反応は今ひとつ。支流に入ってもスレ気味でイマイチといった感じです。
入ったのがそれほど上流じゃなかったのが原因かもしれませんが、ルアー向きのポイントが多いですね。

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写真は大塔川。
写真のような縞々模様の岩ばっかりで笑えました。
ここでは結構上流部に入ったのでフライ向きのポイントばかり。
アマゴの魚影も濃かったです。


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宮川の源流域で良く見られた丸いパーマークで朱点の少ないアマゴ。
熊野川の南側でも見られました。
岩の裏には大量の川虫。
川のコンディションもかなり良いように思います。
全体的にゴルジュが多く、遡行しづらい淵も多いです。
あと少し水位が高ければ足止め食らった場所も何ヶ所かあったでしょう。
急な雨に気を付けないと結構危険な川になると思われます。


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入川道の端に生えてた銀竜草。(だいぶ踏まれてたけど)
それほど珍しい花じゃないようですが初めて見ました。
腐生植物なので腐葉土が無いと育ちません。

さて、結果は貧果でしたが、久しぶりにお腹いっぱい渓流釣りが出来た気がします。でも朝3時に起きて渓流釣りに行くのは辛いので、どこかいい場所ないですかね?
希望は久居市から100km以内の範囲で。 ^^;
ちなみに宮川、大内山、又口川は完全に砂利で埋まってます。
銚子川はまだ調べてないけどどうかな?
雲出川はそれほど埋まってないですね。
あとは名張方面の川ぐらいか…


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