今年の夏も荘川です。
金曜の夜から車を飛ばし、荘川の道の駅に着いたのが2時ぐらい。
4時まで仮眠して川に向かって出発です。
去年通ったのと同じルートです。
まだ暗いうちから川に下ります。
この森の中の道が結構な勾配で、川どおしに帰ってきた疲れた身体にとどめを刺します。
去年は超渇水でしたが、今年は水量が多かったです。
少し前に台風が日本をかすめました。
揖斐川が氾濫して洪水になった日、この谷では鉄砲水が出たそうです。
そのおかげで去年に比べて川の流れが全然違いました。
浅かった場所がすごく深い淵になってたり、
あったはずの岩がなくなってたり…
でもおかげで細かいポイントがたくさん出来て、小型ながらもイワナの反応はかなり多かったです。
まぁ、釣れないんですけどね。(←ヘタ)
ガイドは今年もウラケンさん。
僕らには見えない魚が彼には見えます。
しかも偏光グラス無しでポンポン見つけてくれます。
ちなみに、この場所では僕が何度も流したんですが釣れませんでした。
でも、ガイドさんが流すと一発。
あっさりイワナを釣ってくれました。
こうやって横について、ちゃんと教えてくれます。
で、言われたとおりにすると、ちゃんと魚が出ます。
しかしアワセのタイミングが合わない。
アマゴとは全然違いますなぁ…
でもまぁ、みんなボウズは逃れましたからOKでしょう。
イワナもなかなか綺麗ですな。
ガイドさんは釣りまくりです。
いいポイントはみんなに譲ってくれるんだけど、僕らはほとんど針に掛ける事が出来ません。
しかし彼は確実に拾っていきます。
さすがですな。
かなり深い場所を渡りました。
ここも去年は浅かった場所です。
知らないうちに相当上まで水が来てたみたいです。
このとき、ふと気付きました。
あああああ!!!デジカメがぁぁぁぁぁ!!はい、デジカメ水没です。
最初の内は電源入ってたけど、しばらくしたらスイッチ押しても何の反応もしなくなってしまいました。
やっぱ一眼レフ持ってくりゃよかったー!
あーあ、がっくり…
とりあえずこの場所はザイル使って超えていきました。
さらにそこから歩くと巨大な淵があって、去年大イワナの姿が確認できた場所です。
今回も眺めていたら、足元を45cmぐらいのイワナが泳いでいきました。
胴体太すぎですな。
去年はここからまだまだ登って行ったのですが、今年はここで終了。
車停めた所まで戻ります。
川どおしに歩いて戻っていると、カモシカ君発見!
こいつら声かけても逃げないのね…
じーっとこっちを見てました。
無事山を下りて、荘川の道の駅で温泉に入って、美味しい飲み屋で晩御飯食べて、駐車場にテント張って気絶。
1日目はそんな感じです。
さて、2日目です。
昨日車を停めた所よりもさらに上まで走ります。
するとゲートを越えたところで道がすごい状況に!!
このまえの台風の雨で林道が川になったみたいです。
道がかなりえぐれてます。
しかも一番深いところでは50cmぐらい?
タイヤ落としたら抜けられないじゃん…
なんだかんだ言っても、ステーションワゴンだからね…(写真の車は僕のじゃ無い)
こんなとこ走る車じゃないッスよ。
えぐれを跨ぎながら走ったりと、かなり最悪です。
去年の最後に宮川でパンクした悪夢がよみがえります。
坂の途中で止まった時に石の上にタイヤが乗ったらしく、アクセル踏んだらホイルスピン!!
焦げ臭い匂いを撒き散らしてしまいました。
少し下がって勢い付けて一気に登りましたとさ。
クロカン車欲しいぃぃぃ(切実…)
なんとか無事に目的の場所までは到達できました。
そそくさと釣りの準備。
しかし昨日の釣りと、この日の運転ですでにヘトヘトです。
しかしガイドさんは元気→
この日もガイドさんの目は冴えわたってました。
あるポイントで5、6回流して出なかったので、次のポイントに移動しようとしたら、
「今、魚が見に来たよ!」って…
(ほんまかいな全然見えへんやんけ)
と思いながらもう一流しすると、ほんまに出ました。
マジやん… ーー;
とりあえずイワナ24cm
二日目は帰らないといけないのでお昼前に終了。
もっと攻めてみたい谷でしたな。
車に帰ってきて温室状態の車内で湿気を飛ばしたデジカメのスイッチを入れてみると…
ピロリロン♪
おー!フジフィルムちゃんのロゴが出たー
やったぜ治ったぜ!と思ったらオートモードとかマニュアルモードとかの接点がずれてる…
A(オート)にあわせてあるのに連写モードになったりします。
そういえば以前に雨で濡らした時も同じ症状出てました。
だめですな。修理決定。
で、当然のごとく行きに通ってきたダートを帰りも走らねばいけません。
まぁ、帰りは最大の難所もそれほど苦労せずに通れました。
下りだからアクセル踏まなくていいから楽かも。(ノーズ刺さるかと思ったけど)
しかし道のえぐれにハマったら終わりだのぅ。
完全にスタックして抜け出せないだろうな…
難所を越えてフラットなダートを飛ばします。
ちょうど中間地点あたりまで戻ってきたところで、なんと!!倒木がぁぁぁ!!
上のほうで山師が木を切ってて、それが道まで滑り落ちてきたようです。
あぶねーなー
つーか、帰れねぇじゃん…
で、色々考えたんですが結局力技!
みんなで木の先っぽ持って、折れた所をベキベキとさらに折り曲げて、左側にギリギリのスペースを確保!
道からはみ出しながらスリ抜けましたとさ。