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1998年06月27日

宮川上流 デカイのバラした

3週間ぶりの宮川です。
太陽が久しぶりに顔を出して天気は最高、水量も中々いい状態でした。

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見ての通り、美しい渓相です。
両岸は背の高い杉ばかり。見るからに人工林ですが、それが川の風景をよくする場合もあります。

しかし、杉の林はよくないそうですね。
まず、保水力が小さくて、大雨が降っても2、3日以内には水量が通常の状態に戻ってしまうそうです。
そして、広葉樹のように冬に落葉しないので腐葉土ができず、土が水を浄化する力が弱いそうです。
(その割には、日本一きれいな水「森の守り神」何て物を売ってますが・・・)
さらに、私にとって1番の悩みは花粉です。
おかげで、解禁直後は釣りになりません。
まあ、なっちゃてる物は言っても仕方ないんですけどね。
とりあえず釣行記に行きましょう

1投目から気合いを入れて行きますが、カワムツのアタリも無し。
300mほどアタリが無い状態が続き、横を走る車道が離れ始めた辺りからやっとアマゴのアタリが出始めました。

しかし、釣れてくるのは、得意のちびアマゴばかり。
(来年あたりはスレた魚が増える事でしょう)

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しばらくして14cmがヒット、これでもかなり小さいですが、新しいロッドになってから記念写真が無いのでとりあえず撮っておきました。

更にしばらく進むと、やや流れの早い瀬でアマゴがライズしているのを発見!!
体全体を水面から出してジャンプをしています。
目測で約25cm、宮川にしてはかなり良いサイズです。
1投目、エルクヘアーカディスを投げるが全く反応無し。
2投目、パラシュート系のフライを流すがそれも反応無し。
姿が見られたかと思い、少し離れた場所にしゃがんで5分ほど待ち、再びエルクヘアーカディスをキャスト。
水面が破裂するような、と言う表現がぴったりの出かたでした。
見事フッキング。かかった魚はかなり重たいです。
今までのように簡単には手元まで寄って来ませんでした。
竿は強烈にしなり、ゴンゴンと言う引きが手元まで伝わって来ます。目の前ではナイフの刃のような魚体が光っています。
魚が下流に向かって走ったので竿を上流に向かって倒した瞬間、フッと竿のしなりが消えました。
アワセは完璧のつもりでしたが、掛かりが浅かったのでしょう。しばし呆然でした。
結局その沢はその段階でやる気がなくなって、少し進んで車道へ上がり、別の沢へ移動する事にする。

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車道にあがってしばらく行くと、野イチゴを発見!!
ジャムにしようと思いましたが、そこまで数が無かった為ホワイトリカーに漬けようと持ってかえると、汚いといって捨てられました。
結構おいしかったのに・・・

次の沢に移動すると見覚えのある車が・・・・・
らいず」の渓水さんとeddieさんでした。
今回は、そこそこお話できました。
eddieさんは竿のテッペンを飛ばしてしまったそうで・・・
新品の竿でそれは悲しいです。

渓水さん曰く、#16のフライは小さすぎと言う事でしたので、次の沢で2本だけ在庫のあった#12のエルクヘアーカディスを使ってみると、ちびアマゴの攻撃が激減しました。
次回からこのサイズで行きますね。
とりあえず次の沢で、14cmと15cmをゲット。まあ、こんなもんでしょうか・・・

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ちなみに、今、宮川はアジサイが満開です。

やっぱりアジサイはガクアジサイの方がきれいですよね。